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原題：THE GIFT
2000年／米映画／112mins.
監督：サム・ライミ
出演：ケイト・ブランシェット／キアヌ・リーヴス／ヒラリー・スワンク／グレッグ・キニア／ジョヴァンニ・リビシー
あらすじ
サム・ライミ監督×ケイト・ブランシェット他豪華キャストで贈る心臓が凍りつく衝撃！“超感覚（ギフト）”を与えられた彼女だけが、この事件を解き明かす。小さな町で起こった失踪事件。失踪した娘の父親が不思議な霊感を持つアニーに協力を依頼して来るのだが・・・。(C)2000 LAKESHORE ENTERTAINMENT CORP.
かんそう
もしこの作品を「羊たちの沈黙」や「X-ファイルシリーズ」以前に観ていたら、間違い無く星五つの評価を与えていたくらいの秀作。
監督サム・ライミの見事な手腕により、この作品は静かな良作に仕上がっている。何より無駄がほとんどないので、観ていていらいらさせられることがない。ただ、今では余りにも当たり前過ぎる設定は、何だか古典映画を観ているかのような印象を受けてしまうほど。オリジナリティが足りないのは残念だが、作品としてはとても素晴らしい仕上がりになっているので、一度サム・ライミ独特の世界を味わうのも一興だろう。
サム・ライミは映画「死霊のはらわた」（82）で監督デビュー。以降、ホラー映画の鬼才と謳われているが、最近では、「ラブ・オブ・ザ・ゲーム」のような恋愛ドラマも撮っている。
ジョヴァンニ・リビシー：この俳優は、大好きなハリウッドドラマ「フレンズ」で準レギュラーとして活躍して以降、「プライベート・ライアン」や「６０セカンズ」に出演している若手注目株の一人である。
