オーシャンズ11 Ocean&#39;s ELEVEN

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@CINEMA
原題：Ocean's ELEVEN
2001年／映画／116mins
監督：スティーヴン・ソダーバーグ
製作：ジョージ・クルーニー／ジェリー・ワイントローブ
製作総指揮：スーザン・エキンス／ジョン・ハーディ／ジョナサン・Ｄ・クレイン
脚本：テッド・グリフィン
原案：ジョージ・クレイトン・ジョンソン
オリジナル脚本：チャールズ・レデラー／ハリー・ブラウン
出演：ジョージ・クルーニー／ブラッド・ピット／ジュリア・ロバーツ／マット・デイモン／アンディ・ガルシア／ドン・チードル

マラソンに例えると、最初は全力疾走で独走していたんだけど、だんだんペースダウンし順位を下げてしまうのだが、どうにかラストスパートをかけベスト１０に入ることができた選手のような映画です。何か訳わかりません。

大スターの存在感を完全に殺したソダーバーグの手腕は見事。ブラピの言うように、ソダーバーグはストーリー・テラーとしてはハリウッドでも３本の指に入るだろう。しかし、オリジナルを撮れない監督はやはり名監督とはなり得ない訳で、ファンの一人としては、この人のオリジナルを観てみたいと切望する。

欲を言えば、オーシャンズ１１全員に有名スターをキャスティングしてもらいたかった。はっきり言って、上記の６人以外、脇役が余りにもぱっとしなかったのだ。本当に素晴らしい映画には、存在感のある脇役がいるもんなんだけど、この作品では大スターの名演技ばかりが目立ち、映画を観た後、誰が誰だかわからなくなってしまうほど印象が薄い脇役ばかりだったように思える。