評価:☆
中越典子のプロモーションビデオですか?
中越は演技派女優なんですよ、という紹介でもしたいのか、この監督がただ中越でホラーを撮ってみたかっただけとしか思えない。つまり題材は何でも良いのだ。ただたまたま脚本がホラーであっただけ。
とりあえず前半は音でびっくりさせるという余りにも古典的な怖がらせ方にこの監督のセンスのなさを感じた。ハリウッド映画じゃないんだから。後半は色々なホラー映画のぱくりです。しかし貞子を使うのは著作権の侵害じゃねえの?
色々な意味で「リング」、「呪怨」などとは次元の違う低レベルなホラー映画です。期待しないで見れば少しはマシかもしれませんが、僕は特別中越典子のファンではないので一切オススメしません。
それと、合成が下手すぎ。子供の頃、これって合成だよね、とすぐわかるような合成シーンがあったけど、それから一切進歩していない合成技術を21世紀の今見せられるとは思いもよらなかった。この監督、一切こだわりなし、ってところが逆にすごいのかも。