Take A Wild Guess

also known as 銀幕漂流記

シビルアクション


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シビル・アクション (字幕版)

 

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原題:A CIVIL ACTION,
1998年/アメリカ映画/113mins
監督:脚本:スティーブン・ザイリアン
撮影:コンラッド・ホール
出演:ジョン・トラボルタ/ロバート・デュバル/ウイリアム・H・メイシー/ジェームズ・ギャンドルフィーニ

あらすじ

またもジョン・トラボルタ(「フェイス/オフ」「フェノミナン」)が素晴らしい演技をみせた。この作品は、まれにみる法廷スリラーの創作で、サスペンスに満ちた実話である。ジャン・シュリットマン(トラボルタ)は、高額の報酬を受け取る民事訴訟専門の弁護士。そんなシュリットマンの新しい訴訟は、最初簡単そうに見えた。けれども、彼は間もなく、かつてない法廷での激戦に巻き込まれる。だが勝利のために彼は、彼のキャリアや評判、すべての財産を危機にさらすことを厭わない。トラボルタを支えるのは共演者のロバート・デュヴァル(「フェノミナン」)、ウィリアム・H・メーシー(「ファーゴ」「陽のあたる教室」)とジョン・リスゴー(「ペリカン文書」)。多くの人に賞賛されたこのヒット作は本当に面白い。あなたも思わず身を乗り出さずにはいられないはず。

かんそう

ジョン・トラボルタ主演の法廷ドラマ。

法廷ドラマは好きだ。特に小さなファームが正義を盾に巨大なファームを打ち負かす爽快感といったらない。ただ、これが全ての法廷ドラマの骨組みとなってしまうのはどうだろう。完全に水戸黄門の世界ではないか。つまり、ちょっと見飽きてしまった感が否めないほど同じような作品が溢れてしまったように思える。最近の法廷ドラマの傑作「エリン・ブロコビッチ」で打ち止めのような気がするのは僕だけだろうか。

さて、「シビル・アクション」。盛り上がりにかけるかもしれないが、限られた時間の中でしっかりと物語を進めているのはお見事です。贅肉をうまく削ぎ、きっちりとドラマとして成り立たせているのは、監督と脚本が見事という他ない。ただ他の法廷ドラマに比べ、法廷シーンでの緊張感に欠けているのはいささか物足りないところだ。

この物語は、テレビドラマのシリーズとして製作された方がもっとしっかりと作り込めるように思える。

PRIMARY COLORS」での共演で、キャシー・ベイツがゲスト出演しているのはとても興味深かった。

 

シビル・アクション (字幕版)

シビル・アクション (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video