Too much music and explanation.
Pilot:
Pilotだから仕方のないことかもしれないが、説明が多すぎてイライラし、まったくこのドラマの世界に引きこまれない。しかし、ダブルスパイへの道を歩み始める頃から、テンポが良くなっていくので、そこまでは我慢して見続けること。
シドニーの父親が、地下駐車場で車をハイスピードでバックさせながら相手の車に弾丸を撃ち込んでいくカーアクションは斬新で良かった。
CIA諜報員という設定であったが、ちょっと不自然だったので疑ってかかってみたら案の定・・・。
2:
良い。Pilot版に比べたら天と地くらい差がある。特に、テンポがかなり良くなっていて、次はどうなるんだ、次はどうなるんだ、という期待感でひきずりこまれてしまった。
Pilot版のように説明過多になるようなこともなく、一気に畳みかけていく展開はスピード感に溢れていて、視聴者をぐっとつかんで離さない。
3:
ライバル登場。このドラマは、主人公を取り巻く人々がダークエンジェルの設定と似ている。父娘愛の修復、と言ったテーマもダークエンジェルで扱われていた。ダークエンジェルが惨憺たる結果に終わったので、それを受け継ぐ感じでALIASはスタートしたと言えるかもしれない。
まとめ:
俳優陣が豪華。スクリーンで名脇役として知られている俳優たちが、このシリーズの脇を固めている。映画とドラマの境界線が日本より露骨なハリウッドだが、映画よりドラマを選ぶ俳優が増えてきているのは、ドラマの質がいかに映画よりも高いかを示している証拠となり得る。