原題:The Way of the Gun
2000年/アメリカ映画/118mins
監督/脚本:クリストファー・マックァリー
主演:ベニチオ・デル・トロ/ライアン・フィリップ/ジュリエット・ルイス/テイ・ディッグズ/ニッキー・カット/スコット・ウィルソン
ジェームズ・カーン/ディラン・カスマン/クリスティン・リーマン/ジョフリー・ルイス
かんそう
「ユージュアル・サスペクツ」の脚本家クリストファー・マックァリーの初監督作品ということを後で知った。結局、良い脚本家=良い映画監督とはならないことが証明されただけ。
人間関係が非常に複雑で、各キャラクターがまったく描ききれていない。全編を通して全く盛り上がらない犯罪ドラマも珍しい。とにかく淡々としすぎているので、この監督と同じリズムで映画を観れない人には絶対観るべきではないだろう。このテンポにのっていける人が果たしているのかどうかは疑問だが。
期待のベニチオ・デル・トロもこの作品ではただの平凡な一俳優でしかない。存在感では、懐かしのジェームズ・カーンの方がよっぽどあった。