ロス暴動から2年後の1994年ロサンゼルス。ウィルソン高校に通う生徒たちは人種ごとに結束してギャングまがいの抗争に明け暮れていた。理想に燃える新任教師エリンは、貧困や暴力がもたらす子供たちの荒廃にショックを受けながらも、彼らを救うことに情熱を注ぐ。そして、自らの出費で生徒たちにノートを買い与え、そこに思ったことを自由に書き込むように提案。生徒たちは書くことによって初めて自分自身と向き合い、荒んでいた心に次第に変化が生まれていく…。
ヒラリー・スワンクみたさに14ドルも支払って観た。
TVCMを見て「デンジャラス・マインド」ヒラリー・スワンク版と思っていたら、案の定、その通りであった。が、扱っているテーマはもちろん違っている。
いわゆるティーンネイジャーが人生の師と呼べる人物に出会って改心していく物語。定番と言えば定番の学園ドラマ。
性善説、性悪説のどちらでもなく、人間はゼロの地点で生まれ、環境によって善にも悪にも変わっていく。彼らがこうしてメンターに出会っていなければ、18歳になる前に死んでいたかもしれないという事実を考えると、やはり人の力というのはすごい。変える力、変われる力を備えているのが人間なのだと「デンジャラス・マインド」を観て思ったことをまた思ったりした。トレイラーは下記URLにて。