とりあえず小栗がバーのマスターとグルになって女を引っ掛けるシーンからカットしようか。
Amazonプライムで、当時ドラマに革命をもたらした『24』をシーズン1を除きBGDにして一気観したら、『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』がいかに酷いドラマか思い知らされた。
日本は「全てのテレビ局が全てのドラマを止めた方がいい」んじゃないですかね・・・。
※『24』はシーズン7がオススメ
24 -TWENTY FOUR- シーズンVII DVDコレクターズ・ボックス〔初回生産限定版〕
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2009/12/18
- メディア: DVD
『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』に話を戻す。
しょっぱいテロリスト()
『24』シリーズと比べて100年くらい遅れているのが、平成維新軍というどっかのプロレス団体みたいなしょぼいテロリストたち。
日本にはテロリストがほぼ存在しないので、テロリストにリアリティをもたせるのが難しい。『24』のようにイスラム過激派を出せば現実とリンクするような社会ではないのだ。だから、その辺を丁寧に描かないと、とにかく薄っぺらくなるし、嘘くさくなる。
ドラマに出てきた若者たちがテロリストになった動機はまあわからないでもない。しかしその後がお粗末過ぎる。
アクション番長ワナビー
アクションが褒められたらアクションばかり強調するようになって中身がますます空っぽになっている。
公務員の殺し屋、という設定は悪くないが、公務員の格好をした男が拳銃片手に大学構内をうろつきまわるとか、まああり得ない。大学にいてもおかしくない外見の男なので、普通に歩かせておいて見つかった瞬間いきなり発砲する。それくらいインパクトのある演出をしろ。『24』ならそうしてる。予想外のところで予想外の出来事が起きる『24』とは比べ物にならない。
『ブラックリスト』みたいなことがやりたいなら、脚本は『ブラックリスト』から権利を買って、日本人キャストでリメイクした方がまだマシだろう。※吉田羊主演の『コールドケース』は酷いことになっていたが・・・。
ということで、四話切り。全部終わったら一気観するかも。
いじょ。