原作コミックを読んだことある訳ではないけど、映画はいわゆる青春ドラマでして、昔からずーっと繰り返されてきた内容をただただ少し新しめな表現方法で撮られているだけ。
で、結局昨日観初めてようやく観終わりました。いわゆる自信のない奴は饒舌になるというのと一緒で、映像に自信がない監督が撮ると、何でも言葉を使って説明したがるということを改めて感じました。最後の幼馴染同士の決勝戦もわざわざ戦いを見せなくても良かったように思います。せっかくどちらが勝ったのかを写真一枚で観客にわからせようとしたのですから、戦いを見せずに二人が入場していくシーンからすぐにこの写真を映し出してもらいたかったのです。「タッチ」という名作のラストを採用すれば、この作品の評価も最後でぐぐっとあがったのですけどね。
これを観てたら無性に「キッズリターン」を観たくなってしまいました。
それと。竹中直人しか使える俳優っていないの?
'2002
監督:曽利文彦 原作:松本大洋
脚本:宮藤官九郎
出演:窪塚洋介 ARATA サム・リー 中村獅童 大倉孝二 竹中直人 夏木マリ 松尾スズキ 荒川良々 近藤公園 翁華栄
ピンポンのアニメ版
追記:2014年、ノイタミナで放送されたピンポンのアニメ板はすごく良かった!ピンポン COMPLETE BOX(完全生産限定版) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: アニプレックス
- 発売日: 2014/08/27
- メディア: Blu-ray