母を訪ねて、ならぬ、ニモを探して三千里の旅に出る父マーリン。マルコほど苦難や試練の連続はないが、一応ありきたりな苦難を乗り越えて息子ニモを探し出すことに成功し、無事ハッピーエンドとなる。
偉大なるマンネリの勝利。ほんとにオリジナリティが全くないんだけど、そんなことどーでも良くて、久々に観ていて時間があっという間に過ぎていく作品だった。大人も子供も一緒に楽しめる良作に仕上がっているし、何といっても映像が素晴らしく美しい。
ちなみに僕はピクサー作品の中では「バグズ・ライフ」に次ぐお気に入り。それと、これが一番言いたいことなんだけど、エレンがドリー役で良かったというか、彼女の演技力がこの作品の評価を高めることになったと言っても過言ではない。エレンじゃなかったら、星四つだったかもしれないというくらい気に入っている。
