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原題:Fat Man and Little Boy
1989年/映画/mins
監督:ローランド・ジョフィ
製作:トニー・ガーネット
脚本:ローランド・ジョフィ
出演:ポール・ニューマン/ジョン・キューザック/ローラ・ダーン/ドワイト・シュルツ
広島、長崎に落とされ、20万人を超える大量虐殺を行った原子爆弾の製作過程を描いた作品。
B級映画としてはなかなかだったが、やはり多くを求めすぎ。特に最高責任者オッペンハイマーの女性関係は、描くならしっかり描く、適当にごまかすくらいだったら最初から描かない、という姿勢で撮られるべき。共産主義者の愛人が出てきても、何の暗躍もみられず、ただの恋の話で終ってしまったのはとても残念な気がします。理想を求める男と現実を生きる女の対比を描きたかったのは分かるのですが余りにも消化不良でした。
シャドー・メイカーズ
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