相棒season13 ブルーレイBOX(6枚組) [Blu-ray]
相棒元旦スペシャルクソだわー、ほんとクソだわー、というタイトルのブログをはてブで見かけたので、録画していた相棒元旦スペシャルをついさっきながら見しました。
未年にかけて「ストレイシープ(「迷える子羊」の意。)」というタイトルがついていましたが、ああ水谷豊とスタッフが迷える子羊なんですね、という皮肉しか浮かびませんでした。でも、シーズン11以降、つまりカイト相棒以降、安定の劣化した脚本だったので、はてブに上がっていたブログには「いまさら何を言ってるんだ、通常営業じゃないか。」と言いたくなってしまいました。もう二年も三年もずっとつまんねえんだよ、と。
そう、いまの相棒シリーズに面白さを期待するのは間違っているのです。だって説明過多で高齢者向けのつまらない脚本しか採用されてないんだもん。
強いて元旦SPで気になった点を挙げるとするならば、やはりラストでしょう。右京が一人で歩いてくシーン。基本的にSPでは相棒が二人揃って終わります。ちなみに亀山退場回なども右京は一人でした。つまりああこれはカイト退場フラグかもしれないなあ、と気になった次第です。
ところで、ぼくも『相棒』が好きだったのでこんなまとめを作ってます。
Must-See『相棒』:絶対観るべきベスト・オブ・ザ・ベスト 『相棒』 - NAVER まとめ
相棒シリーズ 「あの役者さんは誰?」まとめ - NAVER まとめ
『相棒』 至高の10本選出!! the best of the best of the best - NAVER まとめ
しかしながら、実はシーズン12でまとめ作成を一旦止めました。シーズン11まではなんとか我慢して観てましたけど、さすがに過去の作品を焼き直ししただけの脚本が増えては見るに耐えないと思ったからです。
憶測ですが、いままで『相棒』を支えてきた松本基弘チーフプロデューサーの解任も、相棒がつまらなくなってしまった原因かもしれません。また、ハセベ、輿水、櫻井と言った名脚本家たちが、沈みゆく船から逃げ、否、脚本を担当していないことも理由として挙げられるでしょう。
古き良き相棒を取り戻すためには?
簡単です。ゲスト監督システムを採用すればいいのです。
『相棒』好きを公言している三谷幸喜、自ら役者としてゲスト出演した三池崇史、そして古い刑事ドラマのセオリーを破壊した北野武を起用すれば、いまとは全く違った相棒が楽しめると思います。
ちなみに、日本ドラマの100歩も1000歩も先をゆくハリウッドでは、クエンティン・タランティーノがERやC.S.I.の監督をし、話題になりました。タランティーノが監督したこれらのドラマ作品はいずれも傑作として、高く評価されているほどです。
『相棒』をこのまま終わらせないためにも、新しい風を入れること、それに尽きるでしょう。以前も書いたように、カイトを捜査一課に移動させ、相棒には松本若菜を採用する、と変えれば全て丸くおさまると思います。
いじょ。
タランティーノ監督ドラマ作品はこちら。
ER緊急救命室(第1シーズン 第24話「Motherhood」)
CSI科学捜査班シーズン5 CSI: Crime Scene Investigation (2005年) 「CSI"12時間"の死闘 [前・後編]」Grave Danger: Vols. I & II)